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by monmiya-st
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“勝つ”ためのプロセス

歴史的な開幕6連勝でスタートした今シーズン。開幕から首位をひた走りながら、先日の王子戦で連敗を喫し、2位に後退。明日からの連戦の相手は、首位ハルラ。この首位攻防戦はリーグ中盤戦における天王山と位置付けてよい。そんな好調のチームを引っ張る村井監督。チームを率いて3年目となる今シーズン、開幕間もないころに行ったインタビューを紹介。

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  写真/乾 剛(有限会社乾写真事務所)
profile
苫小牧工業高-東洋大-古河電工を経て、11年間、日光アイスバックスでDF選手として活躍後、引退。2009/10シーズンは同チームヘッドコーチとして、また昨シーズンからは監督に就任。今シーズンも引き続き監督として指揮をとる。


ネバーギブアップ、王座奪取のための変革

―チームを指揮する立場になり、今シーズンで3シーズン目になりますね。今シーズンへの挑戦を決意させた動機とは?

 「バックスで勝ちたい」という想いに尽きます。過去を振り返るよりも1つの覚悟として、前に進んでいきたいと考えています。

―3年目というと、より結果を求められるシーズンになりますが。

 “結果”へのこだわりはもちろんあります。そのプロセスを重要と考え、大切にしています。選手に求めるもの、自分やチームスタッフでやれることを最大限に努力していきたい。今シーズンは勝つための準備を念入りにしてきました。

―今シーズンの“チーム作り”に関して意識したことはありますか?

 ベテランも若手も今シーズンは“勝つ”ということを知っている選手を獲得しました。現メンバーは、向上心、強いメンタリティーを持っている選手です。

―昨年に引き続き、守護神の#44福藤選手も頼れる存在ですね。

 勝ち試合を積み上げていくことに彼は不可欠です。彼は“勝つチャンスを最後まで逃さないキーパーです。福藤をはじめ、ディフェンス陣全体の守りの意識も高いです。

―昨シーズンからチームに加わったマークコーチともすっかり息が合っている印象がありますが、彼はどんな存在でしょうか?

 昨シーズンから彼の存在はとても大きいです。準備期間には、具体的な戦術というより日本のチームでコーチをする立場として、日本の文化、習慣、選手の特性などを改めて知ってもらうためのコミュニケーションをとりました。

―さて、開幕を迎え、歴史的な6連勝(10月2日現在)と、最高のスタートをきれていますね。

 勝てるということはもちろんうれしいです。しかし、重要なのは36試合の中でどれだけ勝てるかということだと思っています。

―では、これからの課題は?

 次の試合へ最良のコンディションを整えて臨む。そして、ケガを防止する。プレーの好不調の波をなくして、結果に結びつけていくというが重要になってくると思います。さらに、試合を追うごとにチームの戦術のステップアップをはかることが課題です。

―今シーズンへの意気込みとファンへのメッセージをお願いします。

 目標はネバーギブアップ、最後まであきらめない試合をして貪欲に戦いたいです。新たなチーム、で今を迎えられていることがとてもいいことだと思いますので、それを結果に結び付けたいです。ファンの皆さんから寄せられる期待は実感していますし、多くの声援に答えられるようにしていきます。
by monmiya-st | 2011-12-09 20:56